"SJ"
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【シャボン玉】07/18 ’07
九州南部が梅雨明けしたようだ。

週間天気予報も曇りや晴れ。

という事は、ココも そろそろ。

曇り気味の天気の中、昼食のため外出。

その帰り道、公園を通り過ぎると 風に吹かれてシャボン玉が飛んできた。

砂場の横で幼い子供がお母さんと一緒に、シャボン玉で遊んでいた。

「懐かしいなぁ。」

少し日も照ってきた。

「時間もあるし ベンチで休もう!」

そしてペットボトルの水を口にしながら、シャボン玉を眺めていた。

すると、狙ったように"SJ"の方へシャボン玉がフワフワとやってくる。

シャボン玉って、よく見ると透明じゃないんだ・・・。

まわりの景色を映したり、時には虹色にだったり、

もっとよく覗き込むと"SJ"の顔まで映って見える。

それじゃ もっともっとよく見ると何が見えるだろう?

過去?! 未来?!

幼い頃には考えなかったコト、大人になると考える。

たとえ それがどんなに嫌なコトでも。

現実から逃げるわけじゃないが、

子供みたいに いつまでも純粋な気持ちを持ち続けたいと思った。

そうすれば、好きなものだけ大切にできるのに・・・




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【白いソファ−】07/17 ’07
週末、以前から欲しいと思っていた「白いソファ−」を購入しようと、

近くのショッピングモールへ。

今日はピンポン玉みたい。

欲しかったモノが手に入る時は、ピンポン玉のように気持ちが弾む。

店内に入ると、まっすぐにソファ−を置いてある場所へ向かった。

すると "SJ"が購入しようとしていたソファ−に、誰かが座っていた。

どうやら 新婚さんらしい。。。

二人で腰掛け、「このソファ−だったら、部屋の模様に合うね。」

などと、楽しそうに会話していた。

女性はこれからの新婚生活がたまらなく嬉しいのだろう。

色々なモノを見つけては、幸せな想像を膨らましている。

男性は、そんな女性から目を離すことなく見守っていた。

ものすごく「好き」という 感情が伝わってくる。

結局 その二人は何も買わずに帰って行ったが、

店内に温かい空気を残して行った。

さっきまで 明るい表情だった「白いソファ−」が、すごく寂しげに見えた。

"SJ"の気持ちも弾むことなく、ビー玉になり 地面に落ちて 欠けてしまった様だった。

欲しいはずなのに、この日は買わずに帰った。

理由はわかっている。

どんなに気持ちを強く持っても、心に不安があるから・・・

さっきの二人の様に、「あなた」と一緒に このソファーに座れないかも知れない。

という不安があるから・・・




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【休む】 07/13 ’07
星が見える夜。

宝石箱の様な空を眺めながら、ちょっとした悩み事。

そういう時は、いつもの畳の部屋。

洒落たモノなど何も無い、賑やかな空間。

みんなの楽しそうな顔。

誰かが悩み事があると そこに集まる。

そして参考にもならないくだらない意見を出し合い

明け方まで、冗談を言い合っている。

相談したくて来たわけじゃない。

みんなが知っている事。

嫌な事、辛い事、この空間が全て忘れさせてくれる。

悩み疲れた頭の中を浄化してくれる。

だから集まる。

ひとときの安らぎを求めて・・・

今は離れて集まれないけど、今日はあの空間にいる様な気持ちで落ち着いている。

今日だけは あなたを考える事 休んでもいいですか?



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【覚悟】07/05 ’07
上司とレビューがあった。

評価は上々で、社内の平均を上回る評価。

レビュー中にもかかわらず、"SJ"の頭の中は
支給されるボーナスで何を買うかでいっぱいだった。

 あなたも気に入っていた、銀色の時計。。。
  あなたと座る、真っ白なソファー。。。
   あなたが似合うと言ってくれた、夏色のスニーカー。。。
 あっ!あなたに似合う浴衣も。。。

 「後、2年だけ! どう?」

ん!? 聞きたくない言葉が、耳に飛び込んで来た。

さっきまの喜びが、消え去り ダークで重苦しい空気。

秋までの話だったので来た転勤。

あと1〜2年 残って欲しいとの事。

"SJ"への評価は嬉しいが、あなたとの約束を守ろうと断った。

が。。。
昇給、ボーナスの上乗せ、最後は 強制的に業務命令を出すとまで言い出した。

考える暇もなく、決まってしまった。

"SJ"は「NO!」 と、言えなかった弱い人間。

いや、言わなかったダメな人間。

あなたの事よりも、自分の前に見えた光を選んだ 自己中心的で最低な人間。

今さら色々な事を考え、後悔しながらこの日記を書いている。



あなたに嘘をついてしまいました・・・
あなたに謝らなければいけません・・・
決して約束を破るつもりはなかったのですが、守れませんでした。
秋には戻れません。

 ごめんなさい。

また目の前に大きな壁が出来ました。作ってしまいました。
距離と時間と言う大きな壁。
今までよりも長い時間。
考えただけで、挫けそうなくらい遠い距離。
でも二人でこの壁を乗り越えられたら素晴らしい将来が待っているはずです。

これは"SJ"だけの気持ちでしょうか?
あなたには会って話をしますね。

 別れの覚悟を決めて・・・

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【夏】07/03 ’07
仕事の昼休み。

外食しようと、近くの喫茶店へ。

昨夜の豪雨が嘘のように、日が差している。

雨が上がった地面からは、むせ返るくらいの湿気と、雨上がりの独特な匂い。

もうここまで来てるぞ!と、夏が猛アピールしているみたい。

あなたと過ごす 初めての季節。

エアコンの効いた店内で、あなたと これから過ごす日々に思いを馳せてみた。

海や花火、祭り・・・最高の夏にしよう。


あなたに似合いそうな、浴衣を見つけました。
涼しげな青い浴衣です。
これを着て約束した花火大会に行きましょう。

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